治療例-眼精疲労の治療
40代女性、眼精疲労の症例より
40代女性、眼精疲労、来院時の症状
事務仕事でPCを長時間使用しているとのこと。 眼の奥、コメカミが痛く、イライラして集中力が無くなるとのこと。
また、耳の後ろの頭部と頸部の境、頚の付け根、肩上部の中央部などを触察すると痛みを強く訴えます。
患者さんの中には症状が増悪すると頭痛、めまい、吐き気などの症状も伴ってくる方もいらっしゃいます。
- 施術1回目
まず、脉診をして経穴4か所に刺鍼。
身体のバランスを整えます。次に、触察し、痛みを訴えられた個所だけでなく触られて心地よい所にも鍼灸を施し血流の改善を図ります。
施術は、患者さんの心身の状態にあっておれば決して苦痛を伴うようなものではなく、心地よいものです。施術後、患者さんからは、眼が明るくなったとか物がはっきり見えるようになったとか、あるいは、頭や肩が軽くなったとか、温かくなったとかの感想が、聞かれます。
こんなに楽になるのであれば、もっと早く来ればよかったと話をされます。
鍼灸健康メモ
早い方はその場で、遅くても2~3日後には症状改善
早い方はその場で、遅くても2~3日後には何らかの症状の改善を感じられる方が多いです。
症状が改善するのがわかっているので、そのためか、この患者さんもそうなのですが我慢できなくなるまで来院されません。
施術する側としましては、限界まで我慢するのではなく症状が増悪する前に来院される方が、患者さん自身も辛い思いをしないで済むと思うのですが、これは、中々難しいようです。
治療例 2024年4月12日