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冬を健康に過ごすには

今年の秋は、例年よりも晴れた日が多く暖かく過ごすことができましたが、11月ももうすぐ終わり、冬に入り風邪の季節となりました。

冬は陰の極みですから自然界も夜が長くなり、気温も下がります。

そして、活き活きと繁茂していた木々の多くは葉を落とし、蛙や蛇は土の中で眠りながら出来るだけ生命エネルギーを使わないように春をじっと待ち続けるのです。

我々の身体の諸機能も同じように沈滞し、はたらきが鈍ります。

そのため、秋までカラダを鍛え健康に働けた人も寒気にあたり風邪や気管支炎にかかりやすくなります。

まして春から病がちであった方はより一層の注意が必要で、くれぐれも無理をなさらないで下さい。

中国の古典書にも冬は、早く寝て遅く起きるのが良いと書かれており無理は避けて十分に休息をとることを勧めています。

これから冬至まで夜が長くなっていきますので日が暮れたら仕事をやめ、日が昇ったら起きることが自然に即した無理の無い暮らし方です。

しかし、現代に生きる私達には、そんな生活はとても無理ですので、せめて早寝を心がけ、休息を十分にとることが、健康に冬を過ごすことにつながるのだと思います。

そして、節電にもなりますので今年の冬は早寝遅起きを心がけて風邪など引かずに冬を過ごして下さい。

健康へのメッセージ 2011年11月22日