メニュー一覧

メニュー一覧をスキップして本文へ移動

ここから本文

治療例-不妊症の治療

30代女性、不妊症の治療より

結婚して人よりも妊娠しにくい状態になっているということに気づき「もしかして、不妊症?」と思ったとき、ちょっとドキッとしますよね。そして当事者は、真剣に悩み、意を決して「不妊症の治療」によって解消する方法を選択することがあります。鍼灸による体質改善は、デリケートな女性の体を、無害で、穏やかに改善していきます。

不妊症を考える

不妊症の治療、来院時の症状

不妊症

30代はじめの女性、結婚して4年になるがまだ子供が出来ない。

昨年妊娠したが2ヶ月で流産してしまい、今月から病院でタイミング指導を受け始め、検査では夫婦ともに異常は無いとのこと。

乾燥肌で腰まわりや肩に痒みがあり、風邪をひきやすい。足部の冷え、スギ花粉症など。

診察したところ、全体に肌がカサついており、とくにお腹や腰周りは粉をふいたような感じで足部も冷たい状態。

治療方針の決定-肌改善と体調改善を重点的に治療

カサついている肌を、潤いのある滑らかな肌に改善できれば痒みもなくなり、体の護りも強化されます。これにより、風邪も引きにくくなり、足部も温かくなること、そして、体調がととのえば妊娠も当然しやすくなることをお話しました。

また、体質を改善するためには、ある程度の期間が必要なので週1回の治療で、3ヶ月毎に治療の成果を確認しながら治療を進めていくことを了承していただき、治療を始めました。

不妊症治療経過-週1回3ヶ月が経過した頃
最初の3ヶ月間でお腹と腰周りのかさつきも次第に潤いのある滑らかな肌に変わると同時に痒みも少なくなって行きました。毎年、秋口には必ず風邪を引いていたのに、引かずに過ごせたことなど少しずつ、体質改善が進んでいることを説明し、納得もして頂きました。
しかし、ご本人は妊娠しないことに少しご不満のようでしたが、ようやく体調が整い始め、妊娠もしやすくなってきたところだと思われるので、もう少し治療を続けられるようにお話し、治療を継続することになりました。
不妊症治療経過-後半2週に1回、3ヶ月
冬季に入ることや遠方から来院されていることから、2週に1度の治療間隔でもう少し治療を続けることを了承して頂きました。 そして、5回の治療を終えて数日してから「妊娠しました!」とのお電話を頂き、大変嬉しく思いました。

本来の健康的な状態に体調を整えようというのが誠心鍼療室の基本的な考え方です。

鍼灸は、からだ本来の力を活かしながら、健康へと導きます。体質改善は一朝一夕でできるものではありませんから、時間をかけ、徐々にからだを正常な状態へ整えていくことが大切なのです。
誠心鍼療室は、女性の心身のお悩みにお役に立てる治療院を目指しています。

妊娠中のつわり、風邪などのマイナートラブル、薬をあまり飲みたくないときにもお力になれることも多いと思いますので、お気軽に、誠心鍼療室に相談していただきたいと思います。

鍼灸健康メモ

結婚して2年以上経っても妊娠しない場合を一般に不妊症というそうです。人よりも妊娠しにくい状態になっているということに気づいて「もしかして、不妊症?」と思ったとき、当事者は、真剣に悩み、意を決して「不妊症の治療」によって解消する方法を選択することがあります。

近年、不妊症で悩むご夫婦が年々増加傾向にあるようです。不妊症の原因は色々考えられていますが、その原因の一つには精神的なものがあります。周囲から「子供は?」と聞かれる度に、ストレスを感じ、それが積み重なると、女性の体にも変調をきたし、精神的なストレスから、視床下部の働きに影響を与え、結果的に排卵をとめてしまったりすることもあるのです。女性の体はとてもデリケートです。

からだにやさしく無害な鍼灸は、そんなデリケートな女性の体にも、無理なく自然にお試し頂けます。鍼灸は、女性の体質改善や、体調を整える効果があります。作用はとっても穏やかです。

治療例 2024年3月29日