安産と逆子の施術例
30代女性、第3子目で妊娠29週に入るという状態
- 施術1回目
- 心身のバランスを整えるため、脉診をし、経穴4か所に刺鍼。三陰交穴、至陰穴などに施灸をして施術を終わる。
施術間隔は、週に1回とする。 - 施術2回目
- 胎児は、正常な位置に戻ったとのこと。施術は、前回とほぼ同様に行う。
2人目まですべて予定日をかなり過ぎてから分娩、2人目は4,930gもあり、あと腹もかなり痛かったので安産のため、施術間隔を2週間として施術を継続。 - 施術3回目(前回施術から1週間後)
- 今日から妊娠31週に入るが、また、逆子になっていたため、来院。施術は、初回とほぼ同様。
- 施術4回目
- 施術は、前回同様、経穴4か所に刺鍼。三陰交穴、至陰穴などに施灸。
- 施術5回目
- 今日から妊娠33週に入るが、昨晩、眠れずにいたら胎児が動いたのか、正常な位置になっていたとのこと。
また、逆子に戻るのと、出産が遅れて子供が大きくなると分娩が辛いとのことで安産のため、以後11回目まで施術を継続。 - 施術11回目(予定日を3日過ぎている)
- 下におろす力を増し、更に陣痛の促進を目標に施術を行う。
治療翌日の午前中に3640gで無事に出産。
今回のように鍼灸を行い1度正常な位置に戻った場合、再び逆子になるのは、稀で私自身初めての経験でした。
治療例 2024年4月1日